会社のデータを Google ドライブへ「お引っ越し」

2つの運び方を、やさしく比べます

🎯やりたいこと

いまは社内のファイルサーバー(データの倉庫)に大量の書類・写真が入っています。 これをGoogle ドライブへ移して、どこからでも安全に使えるようにします。

📦 たとえると…
「倉庫いっぱいの荷物を、新しい倉庫(Googleドライブ)へ引っ越す」作業です。荷物の運び方に2つのやり方があります。

🚚運び方は2つ

方式A

ローカル経由(いったん自分のパソコンに置いてから送る)

🏢会社のサーバー
(倉庫)
①一度PCに
ダウンロード
💻自分のPC
(自宅)
②そこから
アップロード
☁️Googleドライブ
(新倉庫)
📦 たとえ:倉庫の荷物を、いったん全部「自分の家」に運び込んでから、そこから新倉庫へ配送する。2回運ぶイメージ。

◯ いいところ

  • 特別な道具がいらない(普通のコピー操作でできる)
  • 誰でもイメージしやすい

✕ こまるところ

  • 2回運ぶので時間がかかる
  • 自分のPCに3TB以上の大きな空き容量が必要
  • 手順が増えてミスが起きやすい
方式B(おすすめ)

直接転送(rclone という道具で、倉庫から新倉庫へ直接運ぶ)

🏢会社のサーバー
(倉庫)
➡️そのまま
直接おくる
☁️Googleドライブ
(新倉庫)
📦 たとえ:倉庫から新倉庫へ、トラックが「直行」で運ぶ。自分の家を経由しない。しかもトラックを何台も同時に走らせられるので速い。

◯ いいところ

  • 1回で運ぶので速い(自分の家を通らない)
  • PCの大きな空き容量がいらない
  • 同時にたくさん運べる(並行作業)
  • 途中で止まっても続きから再開できる

✕ こまるところ

  • 道具(rclone)の最初の設定に専門知識が必要
  • 設定はこちら(エティカ)で対応します

⏱️どれくらい時間がかかる?

いちばん量の多い「不動産・建築などの主要データ」を、夜の時間(19時〜翌朝)に運んだ場合のおおよその晩数です。

方式A ローカル経由
約6〜7晩
方式B 直接転送(1回線)
約4晩
方式B + 拠点を分ける(2回線)
約2〜3晩
方式B + 拠点を分ける(3回線)
約1〜2晩

※ おおよその目安です。実際は、最初に「軽いフォルダ」を1つ試しに送ってみて、正確な時間を測ります。
※「拠点を分ける」=大野城・鳥栖・筑紫野・糟屋など別の場所のインターネット回線を使うと、その分だけ速くなります。

💡なぜ方式B(直接)が速いの?

ポイント方式A(自分のPC経由)方式B(直接)
運ぶ回数2回(倉庫→家→新倉庫)1回(倉庫→新倉庫)
PCの空き容量3TB以上 必要不要
同時に運ぶ苦手得意(何台も同時)
途中で止まったらやり直しになりがち続きから再開

おすすめ

基本は「方式B(直接転送)」がおすすめです。

1回で運べて速く、PCの空き容量もいりません。さらに各店舗(別の場所)の回線を使えば、もっと短くできます
まずは軽いフォルダを1つ試しに送って、正確な時間を測ってから本番の予定を決めます。

📖むずかしい言葉の言いかえ

言葉やさしい意味
ファイルサーバー会社のデータが入っている「倉庫」
アップロードネットの向こう(Googleドライブ)へ送ること
ダウンロードネットから自分のPCへ取り込むこと
回線インターネットの「通り道」。太いほど速い
rclone(アールクローン)倉庫から新倉庫へ直接・速く運ぶための道具